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今回のテーマは自律神経の交感神経・副交感神経です。
交感神経は活動的なときにはたらきます。例えば戦いの時など。それに対して副交感神経はリラックスの時にはたらきます。
だから交感神経のはたらきによってあらゆるものが活動的になるようになります。心臓の拍動が促進してより多くの血液を全身に送ったり、気管支を拡張してより多くの酸素を得たり、瞳孔を拡大してより多くの光を取り入れ相手を見やすくしたり・・副交感神経はその逆です。
注意しないといけないのが、交感神経しか通っていない場所、つまり「皮膚」と「副腎」です!もし入試問題で副交感神経の作用によって皮膚の血管が・・と書かれていればそれは×です!なぜなら副交感神経は皮膚には通っていないですから。皮膚の血管、立毛筋、副腎髄質などは交感神経のみの支配になります。副交感神経は通っていません。
あと注意なのが、消化管と排尿です。交感神経=高めるor促進するというイメージですが、これらは逆です!戦闘態勢の時に消化や排尿をしている場合ではないからですね、これはらは交感神経てわ抑制され、逆にリラックスしている時、副交感神経で促進されます。