円安が進み、物価も上がり、少子高齢化、人口減少が深刻さを増し、一言で言うと日本はそろそろ本当にお先真っ暗であることが、ほとんどの日本人の共通認識となっているかと思います。
ここ数年、日常的に考えていることなんですが、「今の知識の自分の状態で、今、自分が大学生に戻ったら何に時間を使うだろうか?」について書いてみます。
具体的に何をするというのは、日に日に変化している世の中でははっきりしないですが、
①周りの大半の人間がすることは絶対にやらないです。
僕が大学生当時もそうでしたが、自分以外のほぼ全ての人間は「安定」を求めていました。お先真っ暗の日本において、「安定」を求めることが一番やってはいけない、つまりリスクを取らないと、周りと同じように一緒に沈んでいく船に乗っていると感じます。
大学時代の知り合いで自営業者になったのは自分だけのはずです。そもそも大学進学率がこれほど上昇した今、大卒の価値は年々失われていて、大卒の価値というのは少なくとも誰かに雇ってもらう形での働き方でしか効力を発揮しません。医師などの免許の取得を目的に大学に進学するなら少し意味合いが異なりますが。
②雇われることなくお金を作り出す方法をひたすら試行錯誤して探す。
これは自分が大学生当時、実際に過ごした時間の使い方とは真逆になります。当時の僕は、数学を教える専門技術を身に付けることに奔走しました。そこに自分の大事な時間を賭けることにしたというのが正しいかもしれません。
高学歴の人ほど、専門技術を身に付けることに時間を使ってしまいがちですが、今の僕が考えるに、専門技術を自分自身が身に付けるイコール誰かに雇われる、もしくは「その技術を持っている自分自身」が働いて時間を切り売りする、ことにつながります。
雇われて給料をもらうようになると、その給料をもらえなくなる状況に自ら変化するのはとんでもなく覚悟が必要になります。ですが、本当に大事なのは給料をもらえる仕事を捨てる覚悟だと今は感じます。
ですので、本当は大学卒業時には雇われることなくお金を作り出す状況を構築するのが最も良いです。そのための4年間であって、周りと同じように勉学に励むだけというようなことは僕なら絶対にしません。社会に出てからだと1年間でも無給で試行錯誤する時間を作るのは相当なリスクを背負うことになるため、多くの人が一生、給料にしがみつく人生を送ることになります。
ちなみに2015年、ここにアップした動画300題を撮影した1年間は無給で貯金を数百万切り崩して過ごしました。社会人になってから無給で1年過ごすということは、何もしなくても家賃や食費などの最低限の生活費が自動で毎月消えていきます。その恐怖と言ったら計り知れないものがありました。
しかし、給料にしがみついて生きる人にとって、人生の時間を代償にしているという点は見過ごせません。「安定」を求める人は「安定」を得る代わりに自分の人生の時間のほとんどを差し出していることに気づくべきです。
ただ、専門技術を通して誰かから感謝されるという人生も、幸福という点ではお金と同じくらい大事だとも感じます。その場合は、いずれ時間の切り売りから抜け出せるような手段を並行して考えるべきです。
いつも通り、ごちゃごちゃと思うことを綴っただけの文章ですが、これから大学生になる人にとって少しでも参考になれば幸いです。