今回は質問のあった慶応大学(医)2010のグリセリン筋の問題を解説しました!
問題PDFはこちら↓
https://drive.google.com/file/d/1UCL1iq1ARMGqkNgD9_GOXmuGyuzT4f1K/view?usp=sharing
◎新鮮な骨格筋(生筋)
・電気刺激を与える→収縮する。
・カルシウムイオンを滴下→収縮しない。
(カルシウムイオンが細胞膜を透過できないため。)
・ATP溶液を滴下→収縮しない。
(ATPが細胞膜を透過できないため)
◎グリセリン筋
・2電気刺激を与える→収縮しない。
(ATPが失われているため)
・カルシウムイオンを滴下→収縮しない。
(ATPが失われているため)
・ATP溶液を滴下→収縮する。
(トロポニンやトロポミオシンなどの構造も失われているため、ATPがあればミオシン頭部とアクチンが結合できるため)