受験勉強時や受験当日の食事どうする?
皆さん、こんにちは。
突然ですが皆さん、受験勉強中の間食や、受験当日のお昼ご飯はどうしていますか?
何かご飯を食べた際、「お腹は満たされたけど、眠くなって結局勉強に集中できなかった…」という経験がある人も多いはず。
また学校のお昼ご飯でも、食後に眠くなってしまい、午後の授業に集中できなかったことはありませんか?
でも、「眠たくなるから」と勉強中や受験の際、何も食べずに挑むわけにはいきません。
では、どんな食事なら集中力を保ちつつ、眠くならずに過ごせるのでしょうか? 血糖値の急激な変化を抑え、食べやすさやコストの面も考慮した最適な食事とは何か?
この疑問を解決するために、以前取材をしたケアリングフードの創設者・藤春シェフにお話を聞いてきました!
受験勉強の休憩時や受験当日のお昼ご飯におすすめの食べ物について、具体的なアドバイスをいただいたので、さっそく見ていきましょう!
(今回アドバイスを頂いた藤春シェフ)
(提供 EPICURE)
①受験勉強をする時の食事
受験勉強をする際に、途中でお腹が空いて食事を摂ると、かえって眠くなってしまい勉強に集中出来なくなる事があると思います。そんなとき、どの様な食事や食事方法であれば、食後に眠くならずに勉強に集中出来るのかについて教えて欲しいです。
例えば、おにぎりやカップ麺、パンといった食事が、勉強中の間食にはすごく良いだろうと思い込んでいる人が、意外と多いと思います。
ですがそういった物を食べると、血糖値が急上昇し、その後、体が血糖値を下げようとするので眠たくなってしまいます。
あとは、胃がもたれるのも集中できなくなる1つのポイントですね。
以上の点を考慮すると、糖質が少ないスープなど飲むのが1番理想的です。
「スープではお腹に溜まらないじゃん」みたいに思うかもしれませんが、その様なイメージのスープではありません。
例えばしゃぶしゃぶや水炊きの様な食べ物ですね。
今まで小さな鍋にインスタント麺を入れていた代わりに、お肉やお野菜を入れて本だしでもなんでも良いので味付けして最後に卵を入れるイメージです。
それを勉強の合間とかに食べると、お腹は満たせる一方で血糖値は上昇しないので、食後も眠たくならずに集中して勉強に取り組むことが出来ます。
残り30分は甘い物でスパートがオススメ?
先ほど勉強に集中するには血糖値を上昇させない事が大切とお伝えしました。
ですが甘いものを我慢していると気が散ってしまったりストレスに感じてしまう時もありますよね。
そんな甘いものをどうしても食べたいときの方法を紹介します。
それは勉強を辞めるまで残り30分を切ったタイミングです!
甘い物を食べるとその30分間はバチッと目が覚めるんで、集中力がガーっと上がるんです!
その代わり30分後に、一気に眠たくなってきますがね。
そのタイミングで歯を磨いて寝るのがオススメです。
寝る前に甘い物を推奨するのが健康に良いのか?と言われるとあまり推奨はできません(笑)。
甘い物の中でも何が良いとかはあるのですか?
自分が好きな物を食べて欲しいですね!極端な話、食べたい物がご飯ならご飯でも大丈夫です。
僕は一口で食べられるアイスが好きですね。
食べきらなくてもまた冷凍庫で保存できるからオススメです!
でもやっぱり甘い物を食べすぎるは良くないので、そこは調整してますね。
あとは自律神経を立て直すって意味なら好きな音楽を聴くのもおすすめですね。
②受験本番での食事
先ほど受験勉強する時に眠たくならない食事についてお伺いしましたが、次にお伺いしたいのが受験当日のお昼ご飯です。
受験当日のお昼は試験会場や、試験会場付近で手軽に食べられる食事が求められますがどのような食事が良いのか教えて欲しいです。
その場所や状況にもよりますが、やはり糖質が少ない物が良いですね。
例えばサラダチキンやトルティーヤ※の方が、お弁当やゼリーと比べてると良いと思います。
※トルティーヤとは薄いコーンの生地に、千切りの野菜と中に少しタンパク質がある具材をクルッと巻いてある食べ物です。コンビニなどにも売っています。
(トルティーヤのイメージ)
大切なのは糖質の量を0か100に拘らないことです。0はさっき話したしゃぶしゃぶが最高にベストなやつです。
ですが、ベストにこだわりすぎて例えば「しゃぶしゃぶが無いから何も食べない」ではいけません。
なのでベストではなくても30とか50ぐらい、下手したら60ぐらいで考えたらいいと思います。
その様な考えのもと、さっき話したサラダチキンやトルティーヤのように、糖質が少なくてお腹に溜まる物を自分の好みに合わせて何パターンか調べておくのはとても大切な事だと思いますね。
例えば受験会場の近くにあるコンビニを調べておき、「Aというコンビニが近くにあるから〇〇と〇〇を買おう」と事前に決めておいてください。
そうすると受験当日のお昼に眠くならない食事を摂る事ができ、午後からも集中して受験に取り組む事が出来ます。
あとは簡易的な甘いゼリーや栄養ドリンクは避けた方がいいです。飲んだら一気に眠たくなってしまう人もいますからね!
③実は社会人になった後も!?
実は受験生だけじゃなくて、大切な会議前を控えている会社員のお昼にも同じ事が言えるんです!
先ほどまでは「受験生」にフォーカスして話して来ましたが、実は社会人になってからも同じく血糖値が上がってしまうと眠くなってしまいます。
やはり最高のパフォーマンスで絶対に結果を出したいと思うのならば、食事を含めた最高の準備をするべきだと思うんですよ。
例えば食事っていつも軽視されがちではあるのですが、どの分野でも一流の人は食事も真剣に選んで食べています。
例えば今からオリンピックの決勝で100m走るって時にラーメンを食べる選手なんていませんよね?何故なら最高のパフォーマンスを出し切れないからです。
そしてそれは受験生だけではなく、社会人にも同じことが言えます。
だからこそ例えば普段はうどんやラーメンをお昼に食べているとしても、大切な会議やプレゼンを控えてる時は、うどんやラーメンは我慢して、受験当日のお昼で紹介した様な低糖質で血糖値が上昇しない食べ物を選んで欲しいですね!
まとめ
このように、受験勉強中の食事や受験当日のお昼ご飯を工夫することで、食後の眠気を防ぎ、集中力を維持しながら勉強や試験に臨むことができます。
そして受験当日のお昼ご飯に悩んだ際にはこの記事を思い出して、低糖質なトルティーヤやサラダチキンなどの、自分の好みに合った食事を選び、午後の試験にも最高のパフォーマンスを発揮してくれると嬉しいです☺️。
また今回アドバイスを頂いた藤春シェフのインタビュー記事も公開中なのでぜひご覧ください!
最後までありがとうございました。