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超意外!こんな事業もやってるの?!オリックス編


その他
2024年8月23日

(サムネイルはChatGPTにて生成)

皆さんこんにちは。今回も、大企業が展開する意外な事業についてお話しします。(前回の記事はこちら)

今回はオリックスについてお話しします。

オリックスの簡単な歴史


まず、オリックスの歴史について簡単にお話しします。

オリックスは1964年にオリエント・リース株式会社として設立され、リース事業を中心にスタートしました。

日本の高度経済成長期において、企業の設備投資需要に応じる形で事業を拡大し、1980年代には金融サービス、不動産、保険など多岐にわたる事業に進出しました。

また同時期に社名をオリエント・リースからオリックスに変更しています。

そして2004年には近鉄バファローズを買収する形でオリックスバファローズとしてプロ野球にも参入しました。

そんなオリックスは超意外な事業に参入しています。

オリックスの考える未来の水族館


オリックスは、その多角的な事業展開の一環として水族館経営にも参入しており、京都水族館とすみだ水族館を運営しています。

この両水族館は、それぞれ異なる都市に位置しながらも、共通して環境への配慮を重視した運営を行っています。

①京都水族館


京都水族館は、京都駅から徒歩圏内に位置し、京都市内で初めての大規模な水族館として2012年に開業しました。

この水族館は、近畿地方を中心とした川や海の生態系を再現し、約500種類の生物が展示されています。

京都水族館の最大の特徴は、海水を運搬するのではなく、再生可能エネルギーを利用して当時世界初の取り組みである人工海水を使用している点です。

この取り組みは、自然の海水を使用するコストや環境負荷を削減し、さらに水質の安定を保つための高度な管理が可能となっています。

また、館内の照明や水温調整なども再生可能エネルギーで賄われており、CO2排出量の削減に貢献しています。

(京都市内の様子)

(京都市にて著者が撮影)

②すみだ水族館


すみだ水族館は、東京スカイツリータウンの中に2012年に開業しました。都市型の水族館として、東京湾や小笠原諸島の海洋生物を中心に、約260種の生物を展示しています。

この水族館も人工海水を使用しており、都市部においても質の高い展示を提供しています。

すみだ水族館では、ペンギンやアザラシなどの展示が特に人気であり、来館者にとって身近に海洋生物を感じることができる場となっています。

こちらでも、再生可能エネルギーの活用や、省エネルギー機器の導入を行い、環境負荷を最小限に抑えています。

ペンギンやアザラシの展示ゾーンは日本最大級の屋内開放型プールを採用しており最新の技術を使用し衛生的な環境を実現しています。

(すみだ水族館がある東京スカイツリー)

(墨田区にて著者が撮影)

共通の取り組み


両水族館に共通するのは、持続可能な運営を目指す姿勢です。

再生可能エネルギーの使用、人工海水の生成、高度な濾過システムの導入により、水の消費量を抑えながらも高品質な環境を維持しています。

また、教育プログラムやワークショップを通じて、環境保護の重要性や海洋生物の保護についての啓発活動も行っています。

まとめ


このように、オリックスはリース業や金融業だけでなく、環境に配慮した水族館経営にも力を入れています。

これからも新しい分野への挑戦と持続可能な未来に向けた取り組みに期待できます。

最後までありがとうございました。

次回はJR東海の意外な事業について特集するのでお楽しみに!

この記事の著者

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くま吉

トヨタ自動車→N高→近畿大学 クルマが大好きです!自動車や政治のことなどわかりやすく描いていきます!