超意外!こんな事業もやってるの?!出光興行編
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皆さんこんにちは。今回も、大企業が展開する意外な事業についてお話しします。(前回の記事はこちら)
今回は出光興産についてお話しします。
出光興産の簡単な歴史
まず、出光興産の簡単な歴史から話していきます。出光興産は、1911年に出光氏によって出光商会が、現在の福岡県北九州市で創業しました。
当初は主に石油製品の卸売業を行っていました。戦後に事業を再開し、人間尊重という企業理念に基づいて企業活動を続けてきました。
その後、出光は日本全国にアポロステーションというブランドでガソリンスタンドを展開し、さらにアジア地域への事業拡大を進めました。
2019年には昭和シェル石油との経営統合を行い、国内最大級のエネルギー企業となりました。
そんな出光興産ですが超意外な事業を展開しています。
出光興産が展開する超意外な事業
出光興産が展開する超意外な事業なたくさんあります。今回はその中から3つ話していきます。
バイオ燃料およびカーボンニュートラル燃料
まず1つ目は、バイオ燃料とカーボンニュートラル燃料の開発です。
出光興産は、日本を代表する企業であるエネオス、トヨタ自動車、三菱重工業とともに、カーボンニュートラルの達成に向けた取り組みを進めています。
カーボンニュートラル燃料は技術的には普及が可能ですが、給油ステーションの整備及び政治的な要因などが課題となっています。
そこで、出光が持つ全国的なガソリンスタンドのネットワークと、石油製品に関する知見を活かし、早期普及を目指しています。(カーボンニュートラル燃料について詳しくはこちら)
(カーボンニュートラル燃料を使用する車両)
(富士スピードウェイにて著者が撮影)
全固体電池
2つ目の意外な事業は、全固体電池の開発です。近年、ハイブリッド車や電気自動車が普及していますが、バッテリーの寿命や発火のリスクそして後続可能距離などが課題とされています。
そこで、出光興産はトヨタ自動車と、全固体電池の量産化に向けた協業を進めています。
これにより、バッテリーの性能が大幅に向上しリスクの大幅な低減そして後続可能距離の大幅な向上などが期待されます。
(全個体電池)
(引用元はこちら)
出光美術館
3つ目は、出光美術館です。東京都千代田区丸の内および福岡県北九州市に所在しています。
出光美術館では、日本や東洋の古美術品が数多く展示されています。多くの来館者に文化的な楽しみを提供しています。
まとめ
このように、出光興産は石油製品を主力とする企業ですが、カーボンニュートラル燃料、全固体電池、そして美術館という多様な事業にも取り組んでおり、明るい未来に向けた挑戦を続けています。
最後までありがとうございました。
次回は日清食品の意外な事業について特集するのでお楽しみに!