超意外!こんな事業もやってるの?!電通編
(サムネイルはChatGPTにて生成)
皆さんこんにちは。今回も、大企業が展開する意外な事業についてお話しします。(前回の記事はこちら)
今回は電通についてお話しします。
電通の簡単な歴史
まず、電通の簡単な歴史から話していきます。電通は、1901年に「日本広告株式会社」として創業されました。
1955年には、現在の社名である「株式会社電通」に変更し、以後、広告業界の巨人として成長を続けてきました。
電通は日本のメディア、広告市場において圧倒的な存在感を発揮し、国内外の企業に対して包括的な広告サービスを提供する企業へと発展しました。
現在では、世界各国に拠点を構え、グローバルな視点でマーケティング支援を行い、広告業務を超えた多様な分野での事業拡大を図っています。
そんな電通ですが超意外な事業を展開しています。
電通の手掛けるスポーツイベント事業
電通が参入する超意外な事業はスポーツイベント事業です。
この分野で電通が果たしてきた役割は非常に大きく、日本国内外でのスポーツイベントの成功に大きな貢献をしています。
電通が関わった代表的なスポーツイベントを3つ紹介します。
東京オリンピック
オリンピックは世界最大のスポーツイベントであり、その運営やマーケティングは膨大な規模に及びます。
電通は、東京オリンピックパラリンピックの広告仲介、スポンサーシップの調整、メディア運営を担当しました。
電通の役割は、スポンサー企業とオリンピック組織委員会の橋渡しを行い、スポンサーの獲得から広告の展開、さらにはPR活動まで多岐にわたります。
ただし、2020年の東京オリンピックでは、一部の不適切な取引が指摘され、電通のコンプライアンス体制や透明性に対する批判が高まりました。
これにより、電通はより厳しい監督体制を構築し、今後の事業運営において透明性と法令順守の強化を図るきっかけとなりました。
この経験は、今後のグローバルなスポーツイベント事業における成長の糧となっています。
(東京オリンピックが開催された国立競技場)
(国立競技場前にて著者が撮影)
ラグビーワールドカップ日本大会
電通は、2019年に日本で開催されたラグビーワールドカップでも重要な役割を果たしました。
電通はこの大会でスポンサーシップの獲得を支援し、広告およびマーケティング活動を展開しました。
この大会は、日本におけるラグビー人気の高まりを引き起こし、電通の広告戦略が大会を成功に導いた一因となっています。
特に注目されたのは、ラグビーの試合を単なるスポーツイベントとしてだけでなく、国際的なプロモーション活動の場として捉え、日本の企業が海外での認知度を高める手助けを行った点です。
電通は、ラグビーという世界的な舞台を利用し、日本企業の国際的なプレゼンスを強化するために、メディア戦略やPR活動を巧みに展開しました。
モータースポーツ
電通は、モータースポーツにも深く関与しています。
特に、F1(フォーミュラ1世界選手権)、WEC(世界耐久選手権)など、世界的に有名なモータースポーツイベントにおいて、スポンサーシップやマーケティング活動を支援しています。
モータースポーツは、グローバルな視点での露出が重要であり、電通はそのノウハウを駆使して、日本の自動車メーカーや関連企業が世界中で認知度を高めるための支援を行っています。
F1のような国際的なイベントでは、日本企業のブランドを世界に浸透させるための効果的な広告戦略を展開しており、その成功例は数多くあります。
さらに、電通はこれらのイベントを通じて、スポーツと企業のマーケティング活動を結びつけ、企業のイメージアップやブランディングの強化にも寄与しています。
(F1日本グランプリ)
(鈴鹿サーキットにて著者が撮影)
まとめ
このように、電通は広告代理店としての地位に留まらず、スポーツイベント事業においても多大な影響力を持っています。
広告の枠を超え、スポーツを通じた企業の成長や国際的な認知度の向上に貢献する電通の活動は、今後も拡大を続けることでしょう。
最後までありがとうございました。
次回は東宝の意外な事業について特集するのでお楽しみに!