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一橋の歴史に刻まれる良問「1000以下の素数の個数」の解説!


数学
2021年3月13日

ばってんです♨️

シンプルで短く、でもそれなりに骨のある問題、それがいわゆる「一行問題」ですが、これが難関大の入試数学の醍醐味だと考える人もいるくらい、魅力があふれています。例えば、京大のtan1°の問題も有名ですね!


京都大学でよく出題されていますが、実は一橋大学も、負けないくらいシンプルな問題を量産しています。

今回は、一橋大学で2021年第1問で出題されたばかりのホヤホヤの良問「1000以下の素数の個数」の問題と解説動画を紹介します!

問題文はこちらです。

1000以下の素数は、250個以下であることを示せ。

うーん、2、3、5、7、... 250個!?力技を挫折したくなりそうな、絶妙な設定ですよね。

では、この問題に関するオススメ解説動画を3つ紹介します!問題がシンプルな分、いろんな方がいろんな考え方を解説されています!

河野玄斗さん

泣く子も黙る、東大王の河野玄斗さんによる解説です。問題を見たときにどう考えるか、思考のプロセスも含めて簡潔に学べます!本番中に解けた人の中で、圧倒的多数を占めそうな解法です!
【気合い?】今年の一橋の数学は伝説になるぞ…

古賀真輝さん

京大大学院で数学を選考されている古賀さんによる解説です。オーソドックスな解法と、「オイラー関数」という、nと互いに素であるn以下の自然数の個数を与える便利な関数を使った鮮やかな解法と、どちらも紹介されていて、とても学びが多いです!!
大学入試数学解説:一橋2021年第1問【整数問題】

ガチノビさん

東大理III→医学部→現役医師のガチノビさんによる、本質的な解説です!一見違う問題でも、「集合」として眺めると実は共通点がある、という面白いアプローチで、京大の2021年の問題と比較をされています!
【2021年一橋vs京大】この問題同じに見えていますか?東大医学部が"集合"の真髄に迫る!

福田次郎さん

長年数学の先生を勤められている福田次郎さんによる解説です。2パターンの解説を紹介されていて、他の動画には無い、4つの場合の包除原理を示してくださっている貴重な動画です!!
福田の数学〜一橋大学2021年文系第1問〜素数の個数


私自身も動画を見て勉強になりました。
なんでも、シンプルなものは奥が深いですね!

今日はこの辺で。読んでいただきありがとうございました〜。

この記事の著者

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ぶおとこばってん

ラ・サール中高→東大理1→計数工学科(数理情報)→UCLA院卒 社会を人から変える会社 okke の CEO YouTube上で、高校数学をじっくりコトコト深く解説中 頭があったまる記事を書いていきます ♨️

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