大阪・関西万博を楽しむ5つのポイント
現在、多くの方で賑わっている大阪・関西万博ですが、しっかりと情報を調べてから行かないと「せっかく行ったのに楽しめなかった」「めちゃくちゃ並んで疲れた」「スマホが使えなくて困った」そんなことが起きてしまうかもしれません。
そこで今回は、著者が大阪・関西万博で体験してきた経験を踏まえ「大阪・関西万博を楽しむ5個のポイント」を紹介します!
(前回の大阪・関西万博の批判 真実か否か現地で確かめてきた!はこちら)
大阪・関西万博を楽しむ5つのポイント
① 入場ゲートは西ゲートが断然おすすめ!
まず1つ目のポイントは西ゲートを利用することです。
多くの人は西ゲートではなく、夢洲駅がある東ゲートを利用するため、東ゲートは大混雑しており、入場制限※がかかっていることもあります。※大阪・関西万博は入場時間を予約する必要があり、東ゲートから入場を希望する場合、早い段階から朝の枠が埋まっていることがほとんどでした。
一方で西ゲートは東ゲートと比較した場合、あまり混雑はしておらず、朝早い時間帯でも入場することが出来ました。
ただし西ゲートはシャトルバスやパークアンドライドを使わないと入れず、大阪駅・新大阪駅などからのバスは片道1000〜2000円と高校生が使うにはやや高額。
ですが、地下鉄利用と同等の金額で西ゲートに向かう方法があるのです!
おすすめルート
①大阪駅からJR線で桜島駅へ(USJの隣駅)
②桜島駅から西ゲート直通シャトルバス(片道350円)
この、電車とバスを併用する方法なら比較的安価に西ゲートを利用することが出来ます。
しかもバスは頻繁に出ており、予約も簡単に取れるので安心です。※朝の時間帯は事前予約が必要です。
著者もこの方法で入場しましたが、とてもスムーズに入場することが出来るのでおすすめです!
(桜島駅→万博会場のシャトルバス※)
(JR桜島駅のバスステーションにて著者が撮影)
※以前トヨタイムズで紹介されていたが、2020東京五輪ではバスと乗り場のサイズが規定されておらず車椅子の方々の乗り降りに苦労したが、今回の万博ではバスと乗り場のサイズが決まっているので、車椅子の方での楽しみやすく進化しているそう
② スマホの電波は基本的に「使える」!でもバッテリーには注意⚠️
2つ目のポイントはスマホです。
一部報道では「万博は電波が弱くてスマホが使えない」ともありましたが、実際には主要キャリア(ソフトバンク・au・ドコモ・楽天)は、臨時回線車を出すなど対策を取っています。
著者はソフトバンク回線ですが、少なからず通信が原因でスマホが使えなかったことは一切ありませんでした
ただし注意点はあります!
それはモバイルバッテリーです。
報道によればモバイルバッテリーのレンタルもあるとのことですが、都会にある「チャージスポット」ほど手軽な場所には見つかりませんでした。
そのため5000〜10000mAh程度のモバイルバッテリーを満タンにして持っていくことを強くおすすめします!
③ 食事を価値のある時間に
3つ目のポイントは食事です。
万博の食事が「とても高い」という報道、これは半分正解・半分間違いでした。
たしかに、4850円の駅そばや伊勢海老が入ったうどんなどの高額メニューもありますが、多くのメニューは「遊園地価格」と考えれば納得できるレベルでした。
例えば…
- うどん:1000円前後
- お弁当:1500〜2000円程度
そこで私がおすすめしたいのが「スシロー未来型万博店」!
値段は普段の1.5〜2倍程度ですが、通常のスシローとネタは別物でした。例えば養殖のサーモンや鯛、本マグロなどの高品質な魚を使用!
寿司10貫+うどん付きで2000円程度のセットメニューもあり、味もクオリティも大満足でした。
著者は、食物アレルギーの関係でセットメニューは避けましたが、単品でも2500円以内でお腹いっぱいになれました。
正直、値段が理由でうどんやお弁当を選ぶなら、このように「比較的安く、万博ならではのメニュー」を選ぶことをおすすめします!
(スシロー未来型店の外観)
(大阪・関西万博にて著者が撮影)
④ スシロー未来万博型店の「裏ワザ的」入り方
4つ目のポイントは、スシロー未来型万博店への入り方です。
おそらく実際に大阪・関西万博へ行ったことがある方なら「そう言われてもお昼過ぎにはスシロー未来型店の受付が終わっているから食べられないよ…」と思われているかもしれません。
実際問題、スシロー未来型店の受付はお昼ごろには終わっています。しかしここで諦めてはいけません!
実は…
- 通常のスシローとは異なり、先着順受付方式
- 「何時〜何時」といった予約枠ではなく、あくまで先着順番待ち
そのため、実際に店舗で「今すぐ食べたい」と伝えると、キャンセル等で空きが出るケースもあり、5分程度で案内されることもあります!
私も実際にこの方法で、お昼にスムーズに入店できました。※スタッフに声をかけるのが大切です!
⑤ 月の石を見るなら「フューチャーライフヴィレッジ」がおすすめ!
万博では月の石が展示されているアメリカ館が大人気ですが、実は並ばずに月の石を見られる穴場なパビリオンが存在します。
それが「 フューチャーライフヴィレッジ」です。
このパビリオンでは、トヨタ自動車がJAXAやNASAなどと共に開発を進めている月面探査車「ルナクルーザー」の5分の1スケールモデルの展示をはじめ、月に関する展示が大々的に行われています。そしてその中には、実際に月から持ち帰られた「本物の月の石」も展示されているのです。
しかも、アメリカ館のように何時間も並ぶ必要はなく、私が平日の朝に行った際は、ほぼ並ばずに見学できました。
さらに驚いたのは、「展示されている月の石に実際に触れることが出来る点」です。
また展示スペースでは月の石のほかにも、隕石や惑星の石の展示など、宇宙に興味がある人にはたまらない内容が揃っています。
フューチャーライフヴィレッジの場所は西ゲートから入って右方向。
混雑を避けたい方にとってはアメリカ館の代わりに「 フューチャーライフヴィレッジ」を見るという選択は非常におすすめです!
(実際に触れることが出来る月の石と月面探査機ルナクルーザーの1/5スケールモデル)
(大阪・関西万博にて著者が撮影)
最後に:情報武装こそ万博を楽しむカギ!
このように大阪・関西万博は、しっかり情報を調べた上で行くことで、何倍も楽しむことができます!
混雑回避の入場ルート、スマホ通信の現状、コスパの高い食事、そして裏技的なパビリオンの周り方など、
この記事が、皆さんが大阪・関西万博を回る際の参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。