英単語はわかるのに英文が読めない理由はコレ! part2
英単語はわかるのに英文が読めない理由
どうも、フジです。
今回は、前回に引き続き英文の読解に関する記事となっています。
みなさんは「英単語は知ってるやつばっかりなのに、なんか英文読めへんなぁ...」みたいな悩みを抱えていたりはしませんか?
私は高校1年生の夏休みに「鉄壁」を覚え切りましたが、それでも英文がうまく読めずに悩んだ時期がありました。そんな私の経験も踏まえながら、「単語はわかるのに英文が読めない」の原因を紹介していこうと思います。
英熟語•構文の知識不足
2つ目の原因として考えられるのは「英熟語•構文の知識不足」です。
これは私自身の経験に基づくものではないのですが、高校3年生の夏頃に私の友人が「so 〜 that 〜ってこれ構文だったんや、これ知ってたらこの和訳問題解けてたわ」みたいなことを言っていて「え…?」と思ったことがあったのでピックアップさせていただきました。
英単語については、単語帳が学校で配布されるおかげで、覚えなきゃいけないという意識を皆が持てているのですが、英熟語だったり構文だったりは、意外と見落としている人も多いのかもしれないなと思っています。
前置詞と組み合わさることにより特別な意味になるという動詞は多く存在しており、それを知っているかどうかで英文の読みやすさは大きく違ってきます。動詞と前置詞の雰囲気と文脈から意味を推測する、みたいな高等技術は習得するのも難しいですし、最難関大学でもない限り、推測せざるを得ないような英熟語なんて出してこないでしょうから、きちんと暗記しておくと話が早いでしょう。
実はターゲットには英熟語版もありまして、手っ取り早く英熟語にアプローチしたいのであれば、それがおすすめですね。私も少し使っていましたが、鉄壁にもある程度載っていましたし、動詞を覚えるときは基本前置詞とセットで覚えていたので、「知らないやつがあるかもしれないから一応目は通しておくか」くらいのノリではありました。
ここまで英単語、英熟語、構文に触れましたが、英文法が分かってなくて読めないというであれば、それは流石にご自身で気がつけてますよね…?
指示語•代名詞の読み飛ばし/省略箇所の見落とし
3つ目の原因候補は「指示語•代名詞の読み飛ばし」及び「省略箇所の見落とし」です。
これは私がそうでした。
英文を読み慣れていない時って、どうしても「とにかく和訳」になってしまうんですよね。
it などの指示語、they などの代名詞を、「それ」や「彼ら」とだけ訳して、そのまま読み進めてしまう。その it が何を指しているのか、その they が誰のことを指しているのか、それらを考えることなく先々進んだ結果、読み終えたときに「あれ、結局何言ってたんだっけ?」となってしまう。
指示語や代名詞をサラッと読み飛ばすのではなく、ひとつひとつ丁寧に意識して読むことで、より英文が読みやすくなると思います。
「とにかく和訳」思考になってしまうと、同様に省略箇所も見落としがちです。省略箇所を補わなくても、なんとなく読み進めることが可能だからです。これも、補わずに先へ先へと言ってしまうと、後々読み直さざるを得ないことになりかねませんので、お気をつけください。
いざ英文和訳をしろと言われた時に、指示語や代名詞がどこ/何を指してるのかくらいであればサッとわかるかもしれませんが、省略に関しては、日頃から意識していなければ対応が難しいかもしれませんね。
どうでしょう。
あなたの「単語はわかるのに英文が読めない」の原因は分かりましたか?