「壬申の乱」とは672年に起きた、天智天皇の死後におこった皇位をめぐる内乱のこと。 天智天皇の子の大友皇子と弟の大海人皇子との間で起こった。
天智天皇には大友皇子という子と
大海人皇子という弟がいました。
そして671年に天智天皇が死去します。
となるともちろんのことですが
「次の天皇は誰?」
という話が持ち上がってきます。
そこで候補に上がってきたのが
天智天皇の子の大友皇子と
天智天皇の弟の大海人皇子でした。
この二人が争ったのが壬申の乱です。

大海人皇子はそばに仕えていた人々や 地方の豪族たちの協力を得て、 東国の兵の動員に成功し、勝利します。 この戦いに負けた大友皇子は首を吊って自殺してしまい。 戦いに勝利した大海人皇子が即位して 天武天皇となります。
これ以降奈良時代が終わるまで、 天武天皇の子孫が天皇を世襲してきます。 ちなみに奈良時代が終わり、平安時代になると 再び天智天皇の子孫が天皇を世襲していくことになります。
無難に(672)乗り切る壬申の乱
・戦いの詳しい経緯についてはYoutube高校さんの動画をチェック!
・壬申の乱に関しては史料が少ないため、現在も研究者によって議論が交わされています。 勝者である天武天皇に都合の悪い部分は、史料に記録されていない可能性が高く、戦いに至る過程などは検討が重ねられている最中です。
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