旧石器時代
概要
旧石器時代とは、打製石器を主に使用し、狩猟・採取生活をしていた時代。 地質学上はほぼ更新世にあたる。
詳細
旧石器時代と縄文時代の境目がわからない人は多くいると思います。 明確に何年と決まっているわけではありませんが、使っている道具によってある程度分けることができるので覚えておきましょう。 つまり旧石器時代の地層からは土器は見つからないのです。
旧石器時代の発見
関東地方の地面を掘っていくと途中で土が赤くなります。
これは関東ローム層と呼ばれる地層で、以前の考古学の常識では
「関東ローム層より下の地層には人が住んでいた痕跡はない。」「関東ローム層に突き当たったら調査する必要はない。」と考えられていました。
しかしその常識が一人の男の発見によって覆ります。
石器
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握槌 主に打撃用だが、多目的に使用された石器。 「ハンド=アックス」ともいう。
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石刃 切断機能をもった石器。 獲物の肉・皮の切り取りなどに用いられた。 「ナイフ形石器」「ブレイド」ともいう。
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尖頭器 刺突用の石器。 槍先などにつけられた。 「ポイント」ともいう。
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細石器 木や骨の柄にはめこんで使われた小形の剥片石器。 「マイクロリス」ともいう。 ちなみにこの石器が使用された時代は、旧石器時代と新石器時代の過渡期にあたるので、中石器時代と呼ばれる。
旧石器時代の有名な遺跡
- 置戸安住(北海道)
- 白滝(北海道)
- 樽岸(北海道)
- 岩宿遺跡(群馬)
- 茂呂(東京)
- 月見野(神奈川)
- 上ノ平(長野)
- 早水台(大分県)
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