中米パナマにある、太平洋と大西洋をつなぐ運河。
(国土地理院 標準地図をもとに筆者編集)
パナマ運河は途中で山を越えるため、船を上下に移動させる必要がある。
そのため、閘門(こうもん)と呼ばれる設備を利用し、水を出し入れすることによって船を持ち上げたり降ろしたりしている。
閘門で持ち上げられた船は、頂上にある湖を経由して閘門で下り、再び海に入っていく。
太平洋と大西洋を行き来する重要な交通手段として、大量の船舶が通行している。
パナマ政府パナマ運河局(2021年)によると、パナマ運河を利用する航路は多い順に
となっている。
また、利用国別ランキング(注:運河を通過する船舶の国別発着数)では、
の順である。
日本はパナマ運河のヘビーユーザーであり、パナマ運河は日本の貿易上極めて重要な航路であることがわかる。
(国土地理院 標準地図をもとに筆者編集)
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