葉緑体
植物細胞のみに存在する、植物にとって重要な細胞小器官の一つ。
光合成において活躍する。
主なはたらき
葉緑体の光合成色素が光合成により、生物が呼吸するのに必要なグルコースを作成する。
構造
葉緑体は以下のように図示できるようになろう!
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チラコイド
ミトコンドリア内の平べったい袋のような構造のこと。
ここに光合成色素が含まれていて、光合成の際、光化学系が起こっている。 -
グラナ
チラコイドがいっぱい重なった部分のことをさす。 -
ストロマ
光合成の際、カルビンベンソン回路が起こっている。
特徴
葉緑体は、もともとシアノバクテリアという原核生物だった。それがたまたま細胞の中に入り込み、それ以来共生しているのである。
そのため、葉緑体は独自のDNAを持ち、細胞分裂とは別で独自に分裂し増殖する。
同じ理由により外膜と内膜の性質も異なる。
なお、共生してる細胞小器官として、他にミトコンドリアがある。
葉緑体が活躍する光合成の流れについて、動画で学びたい人は、「おうち生物 11.光合成のしくみ」をチェック!
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