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葉緑体


植物細胞のみに存在する、植物にとって重要な細胞小器官の一つ。

光合成において活躍する。

主なはたらき

葉緑体の光合成色素が光合成により、生物が呼吸するのに必要なグルコースを作成する。

構造

葉緑体は以下のように図示できるようになろう! 20220517131347.png

  • チラコイド
    ミトコンドリア内の平べったい袋のような構造のこと。
    ここに光合成色素が含まれていて、光合成の際、光化学系が起こっている。

  • グラナ
    チラコイドがいっぱい重なった部分のことをさす。

  • ストロマ
    光合成の際、カルビンベンソン回路が起こっている。

特徴

葉緑体は、もともとシアノバクテリアという原核生物だった。それがたまたま細胞の中に入り込み、それ以来共生しているのである。

そのため、葉緑体は独自のDNAを持ち、細胞分裂とは別で独自に分裂し増殖する
20220517140355.png 同じ理由により外膜と内膜の性質も異なる

なお、共生してる細胞小器官として、他にミトコンドリアがある。

葉緑体が活躍する光合成の流れについて、動画で学びたい人は、「おうち生物 11.光合成のしくみ」をチェック!

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