温暖湿潤気候
定義
- 最寒月平均気温が**-3℃以上18**℃未満。
- 最暖月平均気温が22℃以上。
- 年平均降水量が乾燥限界以上かつ下記の条件を満たす。
- 最多雨月が夏にある場合は、最多雨月降水量≦10×最少雨月降水量。
- 最多雨月が冬にある場合は、最多雨月降水量≦3×最少雨月降水量 または 最少雨月降水量が30mm以上
特徴
ほとんどのエリアで、季節風(モンスーン)の影響の強い気候である。夏は海洋側から南東風が吹き温度が上がり降水量が多くなり、冬は大陸側から北西風が吹き降水量が少なくなることが多い。ただし、日本の北陸地方では例外的に対馬海流(暖流)の影響で冬の積雪量(降水量)が多い。北陸を地中海性気候に分類しないために、定義に最小雨月降水量30mm以上がつけられている。
また、夏に台風などの熱帯低気圧が南方からやってくることで、降水量が増える。
落葉広葉樹と針葉樹、さらに常緑樹なる温帯混合林が広がり、ある程度肥沃な褐色森林土が分布している。
またパンパやプスタ、プレーリーのような温帯草原が広がるところもある。そのような場所ではパンパ土、"プレーリー土"などと呼ばれる土壌がある。
農業は、稲作がさかんな地域が多いがアメリカ東海岸など、小麦の生産が盛んな地域もある。
分布図
世界的な都市が多く分布する。
雨温図
見慣れているだろう日本の雨温図に近い(もちろん日本もcfa)
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