内分泌系
内分泌系とは
内分泌系(ないぶんぴつけい・ないぶんぴけい)とは、体内で情報を伝達するしくみのひとつ。
内分泌腺という器官が、ホルモンという物質を直接血液中に分泌し、血流に乗せてホルモンを運ぶことで、特定の器官へと情報を伝えている。
このしくみ全体を「内分泌系」という。
※生物基礎では、もう1つのしくみである神経系も合わせて覚えておこう。
詳しいしくみ
では、内分泌系について、改めて図とともに詳しく見ていこう。
【内分泌系のしくみ】
① 内分泌腺から血液中にホルモンが分泌される。
なお、内分泌腺によって、分泌されるホルモンは異なる。
② ホルモンは血流に乗って、全身に運ばれる。
③ そのホルモンの受容体をもった細胞(=標的細胞)の受容体にホルモンがくっつく。これにより、標的細胞に特定の反応が起こる。
受容体の形によって、結合することができるホルモンは異なるのに注意しよう!
神経系との比較
ここで、もう一つの情報伝達系である神経系と内分泌系の特徴を比較しておこう。
なお、内分泌系も神経系も、視床下部によって調節され、意思とは無関係にはたらくなどといった共通性もある。
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