have to
何かをしないといけないときに使う表現!
have to はmustと同じように、「何かをしなければならない」ときに使います。
また、have toは厳密には助動詞ではないので、主語によって形が変化してしまいます。
簡単に言うと、主語が三人称・単数・現在を表しているときにhasに変化します。
三人称:自分(I)でも話している相手(you)でもない、第三者のこと
単数:人数・個数が一人であるということ
現在:過去の話ではなく、現在の行動の話をしているということ
なので、画像の中の文章でもHe has toと形が変化しているんですね。
mustとの書き換え
よく出てくるのが、mustをhave toと書き換えさせる問題ですね。
「何かしなければいけない」というのはmustでもhave toでも言うことができます。
例えば、「6時までにこの仕事を終わらせなければならない!」というのは、
I must finish this job by 6. か、
I have to finish this job by 6.
のどちらでも良いわけですね。
しかし、こんなによく似ている2人ですが、否定形のmust notとdon't have toの意味は同じではありません。
must not:~してはいけない(禁止)
don't have to:~する必要はない(義務の否定)
must notの意味の方がちょっと特殊なので、押さえておきましょう!
練習問題
次の意味をmustやhave toを使って表現してみましょう。(すこしむずかしい...チャレンジしてみてね!)
(1)6時までには図書館に行かないといけないの。
(2)部屋は片付けなくていいよ。私がやるから。
(3)この機械は生徒は使ってはいけないよ。
解答
(1)6時までには図書館に行かないといけないの。
⇒ I have to go to the library by 6.
⇒ I must go to the library by 6.
【3つのポイント】
①まずは主語を補う必要がありますね。自分の事を話しているので、Iを使いましょう。
②「~しないといけない」はhave to や must で表すことが出来ます。
③「6時までに」と期限を表す場合はbyを使うことが出来ます!
どうでしょう?作れそうですか?
.
(2)部屋は片付けなくていいよ。私がやるから。
⇒ You don't have to clean the room. I will do it myself.
【3つのポイント】
① 「~しなくていい」「~する必要はない」 は don't have toで表すことが出来ます。
②「~する」という今からの行動の宣言は「I will ~」で表すことが出来ます。
③何かを「自分でやる!」 という時は、文末にmyselfを付けることで表現することが出来ます。
どうでしょう?文章が作れそうですか?
.
(3)この機械は生徒は使ってはいけないよ。
Students must not use this machine.
【2つのポイント】
①まずは主語を補う必要があります。動詞から予測すると、「使う」の主語にあたるのは「生徒」になるので、studentを主語にしましょう。一般的な事柄を表すときは、主語は複数形にしましょう。
② 「~してはいけない」 は must notで表すことが出来ます。
どうでしたでしょうか??