「理想気体」とは、分子間力と分子体積を無視した仮想的な気体のこと。まあ実際そんな気体はあるわけないですが(*注1)、大気圧くらいなら気体は相当スカスカなので、この2つを無視しても問題はありません。

そして理想気体では気体の種類によらず以下の状態方程式がなりたちます。
(圧力
分子間力や分子体積に違いがなければ、どんな気体も粒々が飛び回っているだけです。だから理想気体とみなして考えられるときは、気体の種類によらずこの式が成り立ちます。
また分子間力を無視しているので、理想気体では状態変化が起こることもありません。当然そんな気体あるわけないので、やはり理想気体は「理想」でしかありません。
関連動画