発酵のひとつ。
解糖系の過程で水素をくっつけてNADHになった脱水素酵素(NAD⁺)が、NAD⁺として解糖系で再利用できるように、ピルビン酸に水素を渡す。
その結果、乳酸が生成される発酵を、乳酸発酵という。
ここからは、化学式とともに、詳しく見ていこう。

上で説明したものを、一つの化学式でまとめると、次のようになる。
ATPは解糖系での2分子しかできない、というのがポイントだ!
乳酸発酵は、乳酸菌が行う。

乳酸菌と言えば、乳製品を思い浮かべる人が多いのではないだろうか。
実は、ヨーグルトやチーズの一部は、乳酸菌が乳酸発酵を行うことによりできる食品なのだ。
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