成分がわからない複素数 が与えられた時に、その実部を表す方法は、以下の通り。
なお、 は複素数 の共役な複素数。上の関係式は、成分で考えるとすぐにわかる。( は実数)とおくと、左辺については定義から
右辺についても、
となり、成立する。この式を覚えるよりも、 成分で表されていないときに、共役な複素数を使うことで、実部を表すことができる ということを押さえておくことが大事。
複素数平面で考えると、これは複素数 の実軸成分を求めていることになる。この図形的イメージも大事。
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