分散
概要(数学Ⅰ)
で計算できる(
また、分散のルートを取ったものを、標準偏差という。
分散は、データの平均からのズレを
例
例えば、
平均値は、
と計算できるので、分散は、
となり、標準偏差は、
と計算できる。
補足
分散は、 「データの
と求められる。
証明は、動画だと例えば超わかる高校数学さんの動画で確認しよう。ここでもざっと書いてみると、
となる。
分散や標準偏差は、 テータがどれほど平均値から散らばっているかを表す指標で、なんでこんな形を考えるのか、興味がある方は、例えばぶおとこばってんの「データの分析のまるごと解説」の動画を見てみよう。
概要(数学B)
上では平均値に関して分散を定義したが、より一般的には、分散は期待値を用いて定義される。
確率変数
で求めることができる。期待値の定義を用いた、
で押さえておくとわかりやすい。(要するに
また、この分散の定義の式を変形していくと、
となる。(
つまり、確率変数の分散は、「確率変数の
これを用いると、計算が楽になることも多いので、いつでも思い出せるようにしておこう!(毎回頭の中で証明していると時間がかかるので、覚えてしまった方が早いが、いつでも作れるようにはしておこう)