must
助動詞、何個も意味があって覚えられない!
英語は暗記!と言いたくなるのは、助動詞の単元かもしれません。
手掛かりになるかもしれないので、助動詞には基本2種類の意味があることをここでおさえておきましょう。
どの助動詞にも、基本的に①可能性の意味と②許可・義務の意味があります。
mustの場合はそれが 「に違いない」 と 「しなければならない」「してはいけない」 なんですね。
それぞれの例文を読んだときに、パッ!と意味が出てくるかがポイントです!
②の「しなければいけない」の意味はhave toと置き換えが出来る!
よく出てくるのが、mustをhave toと書き換えさせる問題ですね。
「何かしなければいけない」というのはmustでもhave toでも言うことができます。
例えば、「6時までにこの仕事を終わらせなければならない!」というのは、
I must finish this job by 6. か、
I have to finish this job by 6.
のどちらでも良いわけですね。
しかし、こんなによく似ている2人ですが、否定形のmust notとdon't have toの意味は同じではありません。
must not:~してはいけない(禁止)
don't have to:~する必要はない(義務の否定)
must notの意味の方がちょっと特殊なので、押さえておきましょう!
練習問題
次の英文を訳してみましょう!
この中で、have toと書き換えられないものはどれでしょう?
(1) Must I go to the library today?
(2) You must try hard to achieve your goal.
(3) We must not take a picture here.
答え
(1) Must I go to the library today?
⇒(わたしは)今日図書館に行かなければいけませんか?
⇒義務のmust
(2) You must try harder to achieve your goal.
⇒(あなたの)目標を達成するためには、もっと頑張らなければいけない。
⇒義務のmust
※豆知識:主語と同じ人を指す代名詞は、訳さない方が自然です!今回はyourは主語のyouと同じ人を指すので、「あなたの」は抜いてみましょう!
(3) We must not take a picture here.
⇒ここで写真を撮ってはいけません。
⇒must notなので禁止のmust、これがhave toとは書き換えられません!書き換えるとしたら We are not allowed to take a picture here.(許されていません)とかかな?