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オゾン層の破壊

簡単なまとめ

有害な紫外線を吸収するオゾン層が破壊され、オゾンの薄い領域(オゾンホール)が発生した。

原因物質はフロンで、かつては冷媒や噴射剤などで広く用いられていた。

オゾンホールの発生により、皮膚がんの増加等の健康被害や農業、漁業への被害などが出たため、1987年にモントリオール議定書を採択し、フロンの製造、輸出を禁止した。

これによりフロンの使用は激減し、現在ではオゾンホールは縮小傾向にある。

オゾン層の破壊とは

オゾンは気体の一つで、化学式はO₃。不安定で、紫外線を吸収すると分解し酸素(O₂)に変化する性質がある。

オゾン層とは、高度10~50kmに存在する、オゾンの濃度が高い層のことで、オゾン層で多くの紫外線が吸収され、地表に強い紫外線が到達しないようになっている。

このオゾン層が南極付近で薄くなっていることが分かり(オゾンホール)、これがオゾン層の破壊と呼ばれる。

Ozonewatch_2021_SVS31201__2021101ozonefs.png (南極上空。青、紫がオゾン層の薄い場所)

被害

  • 健康被害(皮膚がんの増加など)
  • 農作物の成長不良

などが代表的。

被害は主に南半球の高緯度地域(南米南部、オーストラリア、NZなど)で大きく、これはオゾンホールが南極上空に発生していることに関係している。

経緯

1980年代に南極上空でオゾン層が薄くなっていることが報告され(オゾンホール)、これがフロンによるものだと考えられたため、1987年にモントリオール議定書が採択され、フロンの規制が始まった。

モントリオール議定書は原則としてフロンの製造・輸出の禁止が定められ、これを機にフロンの排出量は激減した。

その結果、現在ではオゾン層は回復傾向にあり、21世紀以降は増減はありながらもオゾンホールは縮小傾向にある。

原因

原因物質はフロンと呼ばれる化学物質。

フロンは人体に無害で安いことから、冷媒として冷蔵庫・エアコンなど、またスプレー缶の噴射剤など広く使用されていた。

しかし、フロンが大気中に放出されオゾン層に達すると、フロンが紫外線によって分解され、それがオゾンと化学反応を起こすことでオゾンを著しく減少させた。

対策

1987年にモントリオール議定書が採択され、原則フロンの製造・輸出が禁止された。

これまでフロンが使われていた冷媒、噴射剤などにはオゾン層に無害な代替フロンなどが用いられるようになり、フロンの利用は激減した。

この結果、オゾンホールは徐々に縮小しており、2050年頃には消滅するとの予想もある。

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