不定詞の副詞的用法
副詞的用法といえど1タイプではない!
不定詞には ①名詞的用法 ②形容詞的用法 ③副詞的用法 があるらしいですが、この分類はあくまでも文法的に分けられたものなのです。
特に副詞的用法は、4種類(+α)の訳し方があるので、一個ずつ確認していきましょう!
「するために」と「結局~だった」のタイプ
一番多いのは、1.「するために」 と訳すタイプ!目的を表します。集中するために~とか、テレビを見るために~とかですね。
もう一つ、わかりやすいのは、2.「結局~だった」 と訳すタイプです。このタイプはto find that(結局~だとわかる)とか、to learn that (結局~だとわかる)の find や learn のように、「わかる系」の動詞と一緒に出てきます!
~~したけど、結局無駄だった、系が多いです。
「~して[感情]になる」系と、「なんて[性格]なんだ!」タイプ
ややこしいタイトルですね!笑 一個ずつ見ていきましょう。
まずは、3.「~して[感情]になる」系。例えば、「会えて嬉しかった!」とか、そのニュース見て悲しかった。とか。心が動いた系の時に使います。
最後に、4.「するなんて[性格]だね!」 タイプです。例えば、「おじいさんを助けるなんて優しいね!」とか、「鍵を閉め忘れるなんてうっかりさんだね」って時に使います。
ちなみに4.のタイプは、人を主語にしている場合ですが、Itを主語にして同じようなことを言うこともできます。
It was brave of you to help the child!
It is [性格をあらわす形容詞] of 人 to [その性格を表す行為 ]
こんな感じで覚えてみてください!ofを使っているのに注意してくださいね。
練習問題
次の( )に入る言葉を考えてみてね!
(1) 私はその店に戻ったけど、そのジャケットがちょうど売れちゃったことが分かった。
I went back to the shop ( )( )the jacket had just been sold.
(2) 雑誌を買うために、本屋さんに行きます。
I'll go to the bookstore ( )( )some magazines.
.
次の( )内の言葉を並び替えて、意味の通る文にしてみてね!
(3) 私は彼のスキー事故の話を聞いて衝撃を受けた。
I ( was / hear / shocked / to )of his skiing accident.
(4) 彼らにお礼を言わないなんて、あなたは無礼な人だ!
( it / not / of / rude / it / you )thank them!
答え
(1) 私はその店に戻ったけど、そのジャケットがちょうど売れちゃったことが分かった。
I went back to the shop ( )( )the jacket had just been sold.
答え:to find(~だとわかる)
※ちなみに "the jacket had just been sold." のところは過去完了形の単元ですね!
(2) 雑誌を買うために、本屋さんに行きます。
I'll go to the bookstore ( )( )some magazines.
答え:to buy
(3) 私は彼のスキー事故の話を聞いて衝撃を受けた。
I ( was / hear / shocked / to )of his skiing accident.
答え:was shocked to hear
(4) 彼らにお礼を言わないなんて、あなたは無礼な人だ!
( it / to / not / of / rude / it / you )thank them!
答え:It was rude of you not to