大化改新とは飛鳥時代に行われた政治改革のこと。
日本の政治は飛鳥時代に大きく変わります。
飛鳥時代以前は豪族たちが主導して政治を行なっていましたが、飛鳥時代以降は天皇が中心となって政治を行なっていきます。
その転換点となった政治改革が大化改新です。

豪族たちのなかでも特に力を持っていたのが蘇我氏という一族でした。
そこに中大兄皇子と中臣鎌足が現れて蘇我氏を倒します。
この事件のことを乙巳の変と呼んでいます。
蘇我氏を倒した中大兄皇子と中臣鎌足は、唐(現在の中国)の政治制度をお手本として、日本の政治制度を整備していきます。 こうして天皇を中心とした政治機関である朝廷が誕生し、これ以降日本の歴史に深く関わっていくことになるのです。
大化改新で最も大切なことは「天皇中心の政治のスタート地点だ」ということでしょう。
虫殺(645)しの大化改新
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