インド・ヨーロッパ語族
分布
- ヨーロッパ
- イラン
- インド北部
- 新大陸
- オセアニア
など、世界各地に分布しています。
主な言語・語派
インド・ヨーロッパ語族に属する主な言語は、
- ゲルマン語派(英語、ドイツ語など)
- ラテン語派(スペイン語、フランス語など)
- ヒンディー語(インド)
- ペルシャ語(イラン)
などです。ペルシャ語を忘れがちなので注意しましょう。
起源と拡散
原住地はこれまでカフカス地方だと通説では言われていたのですが、現在では不明だとされています。が、まあだいたいカザフステップや南ロシアのあたり、内陸部で生まれたと考えて良いでしょう。
その後、かれらはユーラシア大陸の各方面に拡散していきます。ある者はヨーロッパへ、ある者は西アジアへ、ある者はカイバー峠を越えてインドへ。
ヨーロッパではインド・ヨーロッパ語族は定着しましたが、西アジアでは各国の興亡の結果、ペルシア(イラン)の地域に落ち着きました。インドではドラヴィダ系先住民をインド半島の南方に追いやり、インドの北部を手中に収めました。
さらに時代が下り、大航海時代になると、ヨーロッパ諸国が新大陸に進出。次々と入植が進められ、特に北米大陸では家族ぐるみの移住が行われたこともあって白人コミュニティがどんどん拡大、白人中心の国家であるアメリカ合衆国、カナダが成立しました(現在では両国とも多民族国家であり、必ずしも白人中心とは言えません)。
ラテンアメリカでは、ヨーロッパと気候が似ているブラジルやアルゼンチンなどを中心に白人の家族での入植が進み、白人国家が形成されました。
オセアニア(オーストラリア、ニュージーランド)は、当初英国の流刑地として植民が進み、白人国家が形成されました。
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