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式量


概要

「式量」とは、化学式中の元素の原子量の総和のこと。受験向けに雑にいうなら、分子式で書く物質では分子量を、組成式で書く物質では式量を使います。つまり"結晶用の原子量"みたいなイメージです。

計算自体は分子式と全く同じで、組成式中の原子の原子量を全て足し算すればOK。たとえばナトリウムと塩素の原子量はそれぞれなので、塩化ナトリウムの式量はです。

式量_1.png

【問】以下の物質の式量を求めよ。ただし原子量はとする。

(1)水酸化ナトリウム

(2)銅

(3)硫酸銅

(4)ダイヤモンド

(5)二酸化ケイ素

【答】

(1)水酸化ナトリウム 単に全て足すだけですね。

(2)銅 こいつはそのままが答え

(3)硫酸銅 係数は忘れず掛け算しましょう。

(4)ダイヤモンド これもそのままが答え。

(5)二酸化ケイ素 分子である二酸化炭素と同じ見た目ですが、二酸化ケイ素は巨大な共有結晶であることに注意。

補足

  • 分子量と式量の違いがわからない人は「組成式」のページをチェック!

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