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尺度水準


概要

ここでは、尺度水準という、データの分類の基準を学ぼう。

下の4種類に分類される。

一番下のまとめ画像も確認して、言葉自体よりも、「確かにデータの種類が違うな」というイメージを理解できるようにしておこう。

名義尺度

何かを表すためだけのデータ。 値の大小や、異なる値や記号の比較には意味が無い。

例)郵便番号、都道府県名、血液型、など ← 単なる記号で、比較しても意味がないことを確認しよう!

順序尺度

単に順序を表すために数値化されたデータ。 名義尺度と異なり値の比較はできるが、値の間隔には意味が無い。

例)成績の順位、アンケートの5段階満足度 ← 数値によってどっちが良いかは表せるが、例えば1と2の差と、2と3の差と等しいとは言えないことを確認しよう!

間隔尺度

メモリは等間隔になっているが、比率には意味が無いデータ。 順序尺度と異なり、データの差が意味を持つことになる。

例)体温、西暦、時刻 ← 等間隔で、値の差の大小がそのまま違いの大きさを表すことになるが、2つの値の比を考えても意味を持たないことを確認しよう!

比例尺度

「0」の基準が決まっており、間隔にも比率にも意味があるデータ。 間隔尺度と異なり、値の比も意味を持つことに注意しよう。

例)価格、年齢、体重 ←「0」に意味があり、2つの値の比も考えることができることを確認しよう!

まとめ

まとめるとこのようなイメージ。

Dr.okke 情報 P1 22.png

タグ

# 名義尺度
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# 比例尺度
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