が成り立つとき、
【例1】
は奇関数である。
なぜなら、
となり、
が成り立つため。(最後の
グラフは下のようになり、グラフからも明らか。

実はこのテーマは三角関数の話にとどまらず、一般的に言える。例えば、
【例2】
は奇関数である。
なぜなら、
となり、
が成り立つため。関数を変形すると、
となるので、グラフは下のようになり、グラフからも明らか(

なんでこんなものを考えるかというと、奇関数であることに気付くと積分計算が楽になることがあるため。実は、
が成り立ち、とてもハッピー。詳しくは、この奇関数の積分の辞書で確認しよう。
また、兄弟分の偶関数 については、こちらの偶関数の辞書から確認しよう!
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