力のつり合い
概要
1つの物体に複数の力がかかっていて、それらの合力が0であるとき、これらの力はつり合っているという。
つまり、力がつり合っているとき、物体にはたらく力はベクトルを用いて次のように表せる。
慣性の法則から、物体が静止していたり等速直線運動をしているときは、力がつり合っているということが分かる。よって静止している物体にはたらく力を求めるときは、力のつり合いの式を立てていくことになる。以下の例で確認してみよう。
例
【問1】
質量
【答1】
鉛直方向のつり合いの式より
【問2】
下図のように、2本の軽い糸に小球をつるして静止させているとき、それぞれの糸が小球を引く力の大きさ
【答2】
鉛直方向と水平方向についてそれぞれつりあいの式を立てると
この連立方程式を解くと
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