2つの整数 があり、 が で割り切れるとき、 を の約数という。ちなみに、 は の倍数という。
例えば は の約数。
ある数の 約数の総和(全ての約数を足した値) は、素因数分解して、素数のブロックの中で約数を足し合わせたものをかけることで、求めることができる。
を素因数分解すると、 となるので、 の約数の総和は、
と求めることができる。これはすなわち、 の約数
を足した値となっている。(時間が有り余っている人は計算してみよう)
なぜこの式で答えが出るかを、上の例で証明すると、 の約数については、
素因数 の使い方が 通り:
その掛け合わせた組み合わせが約数となるので、約数の個数は
個
ある。ここで、上の求めた式
を展開してみると、 個の項の一つ一つが、上の組み合わせた 個の約数になっていて、それらが足される形が出てくることが確認できる。
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