火山の大噴火によって形成された、巨大な窪地。
窪地の外を取り囲む外輪山と、中央の中央火口丘が特徴的な地形としてみられる。

爆発的な大噴火によってマグマ溜まりに溜まっていたマグマが全部放出されてしまうと、地下が空洞になる。
地下に空洞ができ、山体を支えられなくなると頂上が陥没する。このようにしてカルデラができる。

日本には多数のカルデラが存在するので、ある程度は覚えておこう。高校地理の分野では外国のカルデラについて問われることは少ない。
などが有名。
カルデラの窪地に水がたまり、湖になることがある。このような湖をカルデラ湖という。
北海道の洞爺湖は典型的なカルデラ湖で、外輪山と中央火口丘がはっきり見て取れる。

南側に位置する有珠山は活火山で、2000年にも噴火を起こしている。洞爺湖岸では温泉が湧出し、一大観光地となっている。2008年にはG8サミットも開催された。
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