状態動詞
状態動詞は、「がんばっても終われない」動詞
英語には大きくわけて「状態動詞」と「動作動詞」があります!
そのうち、状態動詞は、主語の状態をあらわします(そのままですね)。
例えば、be動詞, know, liveなどです。
状態動詞は、「やめようとおもってもやめられない!」 という特徴があります。以下の図を参考にしてください。
状態動詞はing形をつかえない? (応用)
状態動詞はよく、「ing形が使えない」と言われます。
というよりかは、「ing形を使わなくていい」が正解かな、と思います。
(1) 彼は犬を一匹飼っています。
(2) He is having a dog.
(3) He has a dog.
(1) の日本語を訳したら、(2) ではなく (3) みたいになります。
なぜかというと、状態動詞は「している」という意味が既に含まれるから。
わざわざ「~している」を表すing形を使う必要がないのです。
ingを使う時は一時的な状態を表す?
でも、ことばには例外がつきものです。
状態動詞でも、ingを使う場面はあります。
それは、「一時的な状態を表すとき」 です。
例えば、親しい友達がお酒を飲んで派手に踊りまくっている時。
You are crazy!((いい意味で?)狂ってる!やばいね!)
ということもできますが、これだと「友達のいつもの性格がヤバい!」という意味になります。
ここで、いつもはing形にならないBe動詞を is/are being ~ という形で進行形にしてみましょう。
You are being crazy! ((今)変だよ!やばいやん!)
こんな意味になります。
現時点の一時的な性質・状態を表したいときは、ing形を使ってみてください。
参考になる動画
参考になるokedouの動画を張っておくので、動画でもチェックしてみよう!
練習問題
次の文中の動詞は動作動詞?それとも状態動詞?
(1) I heard a strange noise.
(2) I belong to the tennis club.
(3) We always talk too much.
(4) I believe his story.
答え
(1) hear(聞く)=状態動詞(聞く・見るなどを表す動詞は状態動詞!)
(2) belong(属している)=状態動詞!
(3) talk(話す)=動作動詞!
(4) believe(信じる)=状態動詞!