20世紀初めにアインシュタインが相対性理論を発表したことで認識が大きく変わり、科学が急成長します。
またライト兄弟が発明した飛行機は、第一次世界大戦中に軍用機に転用されるなどします。
ロケットの開発も進み、アメリカとロシアの戦力争いの一環として打ち上げられます。
医学・生物分野ではフレミングによるペニシリンの発見や、DNAの構造解明などが進歩をもたらします。
哲学ではニーチェ、精神分析学ではフロイトがそれぞれ活躍します。

1990年代になるとインターネットの利用が広く進み、IT革命と呼ばれる転換が起きます。
企業の生産・流通・宣伝などの方法に大きく影響をもたらしました。
義務教育の普及や労働者の増加などにより「大衆」の台頭が見られます。
そのためマルクス主義が広く浸透し、革命や思想に影響をもたらし、デューイのプラグマティズムを生み出すなどします。
大衆文化も浸透し、従来知識人層に限られていた文化が市民にも広がり、「ポップカルチャー」が優勢になります。
重工業化により地球温暖化が進んだことで、また大戦後に連携が進んだことで、環境保護への意識が高まります。
他にもフェミニズムの定着やワークライフバランスの提唱などで、多様な生活スタイルの共存できる社会の構築が求められます。
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