伴性遺伝
伴性遺伝とは
性別によって異なる形質が現れる遺伝のこと。
なぜ性別によって異なるの?
遺伝子が記されている染色体には、男女で共通の常染色体と、男女で異なる性染色体がある。
ヒトの場合、性染色体にはX染色体とY染色体の2種類がある。
X染色体にはいくつかの遺伝情報を持っているのに対して、Y染色体はとても小さく遺伝情報をほとんど持たない。しかし、男性化する遺伝子を持っているという意味で、重要である。
実はヒトの体は初めはみんな女性型になっていて、Y染色体があれば、男性化する、と言われているのだ⋯!
女性はX染色体を2本持ち(XX)、男性はX染色体とY染色体を1本ずつ持つ(XY)。
伴性遺伝は、X染色体上にある遺伝子に起こるのである。
例えば、以下のような例があったとしよう。
性染色体の種類
ここまで、X染色体とY染色体により性決定をする例を見てきたが、これは人や多くの哺乳類の場合であり、他の法則により性決定をしている生物もいる。
以下に様々な性決定についてまとめておく。
ちなみに
遺伝子ではなく、温度などの環境要因によって性決定している生物もいる⋯!
温度が何度以上だと雄しか生まれない、とか!びっくりよね!(笑)
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