下一段
下一段活用とは、活用語尾が五十音図のエ段 (e) しか使わないような、古文の動詞の活用のしかたのこと。なので下の方の一段のみ使うということで、下一段と言われる。
何かを蹴りながら、活用を口ずさんで覚えていこう。
古文では、下一段活用は 「蹴る」 しかないので、とても頭に優しい活用。
現代語で下一段活用になっている動詞(「得る」「受ける」など)は、古文の中では下二段活用。
また、「寝る」は古文だと「寝(ぬ)」だが、これもナ行下二段活用。
ちなみに、現代語だと「蹴る」は五段活用。