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ウニの発生


ウニの受精卵から生体までについて説明します。

受精卵から成体までの流れ

受精卵⇒(卵割)⇒桑実胚⇒胞胚⇒原腸胚⇒プリズム幼生⇒プルテウス幼生

まずはこの順番について覚えておこう。

ここから、各段階についてさらに詳しく見ていきます。

1.受精卵~桑実胚

卵割を繰り返し、やがて桑実胚(見た目が桑の実に似ていることからそう呼ばれる)になる。

桑実胚のとき、卵内に空洞ができている。これを卵割腔という。 20220711174955.png

2. 胞胚

卵が孵化する

卵割腔は胞胚腔に呼び名が変わる。

細胞下部(=植物極)側からの側面から一次間充織がでてくる。 20220718210039.png

3. 原腸胚

①植物極側の細胞が中にへこむ(=陥入)。陥入開始する部分のことを、原口という。

②陥入が進み、原腸が発達する。この時二次間充織がでてくる。20220718210130.png

4. プリズム幼生

原腸が膜に達して、消化管ができる。 20220711175725.png

5. プルテウス幼生

特にいうことはなし。

形だけ覚えておけばよい。20220711175326.png

ポイント

ここで大切なのは、発生過程で登場する、間充織、原腸、原口将来どの機関になるのか、ということと、

外胚葉、中胚葉、内胚葉のどれにあたるのか、ということ。

ちなみに図中では、

  • 青 ⇒ 外胚葉
  • 緑 ⇒ 中胚葉
  • 黄 ⇒ 内胚葉

で示している。

将来何の器官になるのかについては、以下にまとめたので、覚えておこう! 20220718210200.png

動画で学びたい方は、ぜひおうち生物のこの動画を見てみましょう!

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