植生とは、ある場所をおおっている植物全体のこと。
植生は、
の影響を受ける。
また、植生の見た目を「相観」という。
同じような気温や降水量の地域では、同じような相観を持つ植生が見られる。
植生は、相観により
の3つに分類することができる。

では、以下でそれぞれの植生の特徴について見ていこう。
年間降水量の多い地域で見られる。
森林には様々な高さの樹木や草本(いわゆる「草」)が生育している。このような構造を「階層構造」という。

年間降水量の少ない地域で見られる。
草本が多く、森林ほどの階層構造は見られない。
例)サバンナ

降水量が極端に少ない地域、もしくは気温が極端に低い地域で見られる。
砂や岩が目立ち、草本がまばらに点在している。
例)砂漠

「植生」は、ある地域の植物全体のことを指す。これに対して「バイオーム」は、ある地域の植物と動物全体のことを指す。
植生は「森林・草原・荒原」の3種類。これに対してバイオームは11種類(種類は略。全部言えるようにしておこう!)。
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