Follow Us!!:

アプリなら、たくさんの便利な機能が無料で使える!
今すぐアプリをダウンロードして、もっと自由に学ぼう!

履歴の確認
お気に入り・フォローの登録
通知の受け取り
ファイルの作成・追加・複製
メモの作成・確認
モチベボードの投稿
App StoreからダウンロードGoogle Playで手に入れよう
運営会社お問い合わせ利用規約プライバシーポリシー

© 2025, okke, Inc.

1次式のn乗の積分

概要

の 次式 の自然数 乗の積分は以下の通り求めることができる。

ここでは自然数 乗としておくが、実は を除く実数全体で成り立つ(数学III)。

細かく言うと、この式自体も数学IIIの範囲とされるものの、 次式 の 乗の導関数は数学IIの範囲で証明できるし知っておくととても便利なことが多いので、難関大受験生などは、文系でも是非押さえておきたい。

下の例の通り、 次関数の面積計算 などで大活躍する。

ちなみに、 の 乗の導関数の辞書は、リンクを飛んで確認してみよう。この導関数の式を使って、 上の積分公式の右辺を微分すれば、左辺の中身になることがすぐに確認できる。

例

【簡単編】

ただし、 は積分定数。 乗を展開するよりも圧倒的に早い。

【応用編】

この 行目の変形はとても大事。 という固まりを作って、最後の代入計算をラクにしている。これは、実は面積を求める問題でよく登場する。

Untitled P1 140.png

例えば、上の 次関数と直線で囲まれる部分の面積は、

と表される。ここで一工夫。積分の中身について、実は、因数定理から、

と因数分解できるので、定積分の式は

となって、上の例題の式が登場し、とすぐに求まる。これを 分の 公式 と覚えている子も多いが、大事なのは、 上の例題で扱った式変形を理解すること。その上で使えるようにしておけば、応用の幅がグンと広がる。

補足

係数については計算ミスが起きやすいので、初めのうちは逆算(微分)をして元に戻ることを確かめると確実。

のときは分母が になってしまうため、考えないことにしている。

タグ

関連動画

23:10
九州大学2018文系第1問(微積分/複素数と方程式)【旧帝大入試数学1A2Bの詳しい解説】ぶおとこばってん
20:10
【過去問解説】2017年 京大 文系 第1問AKITOの勉強チャンネル
9:40
大学入試数学解説:一橋2014年第2問【数学II面積】Masaki Koga [数学解説]
12:40
1次式のn乗の微分[今週の定理・公式No.27]Masaki Koga [数学解説]
22:14
2項定理①(東大医学部の解説動画)ガチでノビる受験数学 東大医学部の解説動画

関連用語

1次式のn乗の導関数
合成関数の微分
合成関数の積分
放物線の面積公式
xのn乗の積分