文学史コレを押さえろ!「無頼派・戦後派」篇
文学史コレを押さえろ!「無頼派・戦後派」篇
ここでは、無頼派・戦後派の文学史に関して、受験で最低限知っておかないといけない知識をまとめるので、もし受験で必要な人はぜひ活用を!
ビジュアル理解
まずはビジュアルでの全体像は以下の通り。
では、それぞれ確認していこう。
文学史で速攻のポイント
文学史で押さえておくべきポイントは下の3つ。
- 主義思想(文壇) は何か
- 代表作品は何か
- 代表人物(作品の作者)を覚えよう
無頼派・戦後派の文学史について、それぞれのポイントを確認していこう。
主義思想(文壇)について
無頼派・戦後派の文学史で覚えるべき主義思想は以下の通り。
①無頼派
→道徳に反発し、退廃的作品を残した派閥。
②戦後派
→昭和20年代に活躍した作家たちの群のこと。
代表作品について
それぞれのジャンル①〜②に対して、代表作品を挙げると以下の通り。(上のビジュアルでも確認しよう!)
ビジュアルで理解して、様々なジャンルを頭の中で整理しよう。
①無頼派
→『夫婦善哉』・『堕落論』・『白痴』・『富嶽百景』・『走れメロス』・『津軽』・『斜陽』・『桜桃』・『人間失格』
②戦後派
→『暗い絵』・『真空地帯』・『俘虜記』・『野火』・『潮騒』・『金閣寺』・『憂国』・『砂の女』
代表人物について
上の具体的な作品の人物に関して覚えておく事項は以下の通り。
①無頼派
- 『夫婦善哉』:〔作者〕織田作之助
- 『堕落論』・『白痴』:〔作者〕坂口安吾
- 『富嶽百景』・『走れメロス』・『津軽』・『斜陽』・『桜桃』・『人間失格』:〔作者〕太宰治
②戦後派
- 『暗い絵』・『真空地帯』:〔作者〕野間宏
- 『俘虜記』・『野火』:〔作者〕大岡昇平
- 『潮騒』・『金閣寺』・『憂国』:〔作者〕三島由紀夫
- 『砂の女』:〔作者〕安部公房
詳細リンク
それぞれの詳細は、以下のリンク先で確認しよう。 (順次公開予定)