should
助動詞、何個も意味があって覚えられない!
英語は暗記!と言いたくなるのは、助動詞の単元かもしれません。
手掛かりになるかもしれないので、助動詞には基本2種類の意味があることをここでおさえておきましょう。
どの助動詞にも、基本的に①可能性の意味と②許可・義務の意味があります。
①可能性の意味というのは、「どのくらい物事が起こりやすい(と話し手が思っている)か」 という確率のようなものです。
例えばmustであれば 「~に違いない」 という、ほぼ100%の断定の可能性を表すことが出来ます。
shouldの場合はそれが 「~のはずだ」 という中くらいの確信度なんですね。
②許可・義務の意味とは、「してもいい」とか「しないといけない」とか、そういうたぐいの意味です。shouldの場合は 「しなければならない」 という他人からの義務の提案の意味を表します!
それぞれの例文を読んだときに、パッ!と意味が出てくるかがポイントです!
おさえておくべき書き換えはought to
shouldと同じような意味を表す表現は、ought toです。
同じように、「~なはずだ」とか「~すべきだ」という意味を表すことが出来ます。
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~はずだ、の意味の方はニュアンスもほぼ同じです!
They should be on their home now.
=They ought to be on thier home now.
=彼らは、今頃家に向かっているはずだ。
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一方で、「~すべきだ」の方はought toを使うと少しきつい表現になります。提案というよりも、命令に近い感じ。
You should tell him the idea immediately! It's good!
= そのアイデア、すぐに彼に伝えなよ!いいと思うよ!
You ought to tell him the immediately! Now!
= そのアイデア、すぐ彼に伝えるべきだよ。はやく!(という感じ。真顔かもしれない。)
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ought toで気を付けるべきは、否定形の形。
否定はought not toです!notが間に入るので気を付けて。
that節内のshouldの省略
これについては別の辞書のページに乗っているので、こちらを見てね!
問題
( )に入る言葉を考えてみてね。
(1) 空港に行くのには50分以上はかかるはずだ。
It ( ) take more than 50 min to get to the airport.
(2) このあたりにガソリンスタンドがあるはず。
There ( ) ( ) be a gas station around here.
(3) お父さんがどれほどあなたの事を気にかけているか知るべきだ。
You ( ) ( ) ( )how much your father care about you.
解答
(1) 空港に行くのには50分以上はかかるはずだ。
It ( ) take more than 50 min to get to the airport.
⇒答えはshould
(2) このあたりにガソリンスタンドがあるはず。
There ( ) ( ) be a gas station around here.
⇒答えはought to(かっこが1つであればshouldも入るね)
(3) お父さんがどれほどあなたの事を気にかけているか知るべきだ。
You ( ) ( ) ( ) how much your father care about you.
⇒答えはought to know(かっこが2つであればshouldも入るね)