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東南アジアの民族運動


概要

植民地支配下の東南アジアでの民族運動の高まりについてです。

時代

18世紀〜1940年ごろ

場所

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詳細

インドネシア

インドネシアはオランダの支配を受けていましたが、社会情勢が衰退し続けたため、強制栽培制度などの植民地政策の見直しが必要となっていました。

その一環として行われた教育を受けた人々は民族意識に目覚め、一次大戦と同時期にイスラーム同盟(サレカット=イスラーム)を作ります。

27年にはスカルノを党首とするインドネシア国民党が結成されます。

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フィリピン

フィリピンではスペイン政府によって同様に教育を受けた新世代の人々が啓蒙活動を開始します。

1980年代からホセ=リサールらが主導し民族意識が高まり、1896年にフィリピン革命(独立を求める運動)が起こります。

これにアメリカが介入し独立を阻止しますが、アギナルドを中心に対抗してフィリピン共和国を建国します。

しかしアメリカ=スペイン戦争(米西戦争)でアメリカが領有権を獲得すると、フィリピン=アメリカ戦争を起こし、フィリピンは再び植民地となりました。

商品作物生産により貧しくなった農民により反乱が繰り返され、35年に独立準備政府が発足します。

ベトナム/インドシナ

ベトナムではファン=ボイ=チャウを中心にフランスからの独立運動を進めます。

明治維新により急速に近代化した日本に留学生を送る東遊(ドンズー)運動も行われました。

インドシナではホー=チー=ミンが中心となってインドシナ共産党をたてます。

ビルマ

イギリスの植民地、ビルマでは1920年ごろから民族運動が盛んになり、タキン党と呼ばれる民族主義者の台頭がみられました。

タイ

唯一独立を保った国、タイではアユタヤ朝による王政がしばらく続いていましたが32年に立憲革命が起き立憲君主制となりました。

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