分詞形容詞
分詞なの?形容詞なの?
分詞形容詞...??
分詞形容詞は、もともと分詞なんだけども、いっぱい使われ過ぎて、もう形容詞?みたいな扱いをされているやつです!実質形容詞!
例えば、exciting(わくわくするような) とか、excited(わくわくしている) とかがそれです!
ですが、みなさんはそんなこと気にしなくていいです!
とりあえず種類と訳し方・使い方だけ覚えてください!
分詞形容詞の成り立ちが気になる人は読んでね (気にならないひとはスキップ)
1.分詞形容詞の元になる動詞は、~させる系!
現在分詞や過去分詞は、動詞をing形や過去分詞形に活用させて、「~している」や「~される」という形容詞のような意味合いにできるよ!って話でしたね!(超簡単に言うと。)
分詞形容詞も、もともとはその仕組みです。
が、動詞に特徴があります。「~させる」という意味の動詞であることです!
例に挙げると、exciteはわくわくさせるという意味です!
下の画像みたいに、The game excited the audience.という風に、「わくわくさせる」という意味で使います。(これは過去形)
2.その動詞を現在分詞に変えると・・・
excite(わくわくさせる)の現在分詞を考えてみましょう。
exciting=わくわくさせている ですね!
あんまりピンときませんが、こういう風に使うことが出来ます!
いうなれば、人をわくわくさせる試合!ってことですね。
3.その動詞を過去分詞に変えると・・・
さっきの1枚目のexciteの画像で、「されている」(行為を受けている)のは誰だったでしょう?
そう、観客ですね!観客がワクワクさせられています!(ちょっと難しいけど)
ではexciteを過去分詞にしてみると・・・
excited=わくわくさせられている
ということで、これは観客の説明になります。
以下のように使うことが出来ます!
4.訳を自然にしてあげる
では、exciteの現在分詞・過去分詞の例をおさらい!
exciting game=わくわくさせている試合
excited audience=わくわくさせられている観客
これを自然な日本語にしてあげます!
exciting game=わくわくする試合
excited audience=わくわくしている観客
こんな感じですね!
このように、簡単に言うとそのまま「している」「されている」で訳すと変な訳になってしまうような分詞です!
例えば、boiled egg=ゆでられた卵=ゆで卵 みたいな?
なんかよく出てくる分詞形容詞
以下の分詞形容詞は、謎によく出てきます!
分詞形容詞のよくでてくるものの場合、1つ覚えてほしいことがあります。
それは、現在分詞はモノの状態をあらわし、過去分詞はヒトの状態をあらわすこと!
下の練習問題で使い分けが出来るかチェック!
練習問題
次の( )内の動詞を{現在分詞・過去分詞}のいずれかに変えてください。
(1)(scare) movie [こわい映画]
(2)She is (scare) [彼女は怖がっている]
(3)He seems (shock) [彼はショックを受けているように見える]
(4)His new novel was (amaze) [彼の新作の小説は素晴らしかった]
答えと解説
(1)(scare) movie [こわい映画]
⇒scaringが正解!
scareの動詞の意味は「怖がらせる」
ing形にして現在分詞にすると「怖がらせるような映画」=「怖い映画」が表せます!
(2)She is (scare) [彼女は怖がっている]
⇒scaredが正解!
scareの動詞の意味は「怖がらせる」
過去分詞形にすると「怖がらせられた」=「怖がっている」というヒトの状態が表せます!
(3)He seems (shock) [彼はショックを受けているように見える]
⇒shockedが正解!
shockの動詞の意味は「ショック/衝撃を与える」
過去分詞形にすると、「ショックを与えられた」=ショックを受けているというヒトの状態を表すことが出来ます!
(4)His new novel was (amaze) [彼の新作の小説は素晴らしかった]
⇒amazingが正解!
amazeの動詞の意味は「(良い意味で)びっくりさせる」
inge系にして現在分詞にすると、びっくりさせている=びっくりさせるような・素晴らしいという意味になります!