BRICS
簡単なまとめ
ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ共和国をまとめて呼ぶ言葉。2024年からはサウジアラビア、アラブ首長国連邦、イラン、エジプト、エチオピアの5カ国が加盟し10か国となる。
ただし、事務局などは存在せず、国際組織ではない。
広大な面積と多くの人口を抱え、2000年代初頭には急激な経済成長が見込まれていたが、中印以外では経済が失速した。
意味の変遷
もともとは、2001年、ゴールドマン・サックスのレポートで、急速な経済成長が見込まれた4か国(ブラジル、ロシア、インド、中国)をまとめてBRICs(sは小文字)と呼んだのがはじまり。
その後、南アフリカ共和国を加えBRICS(sは大文字)と呼ばれるようになった。
もともとは何の繋がりもない国々をまとめてこう呼んでいただけだったが、2009年からBRICS首脳会議が始まるなど、政治・経済面の連携を強めようとする動きがみられる。ただし、事務局などは存在せず、国際組織ではない。
2024年にはサウジアラビア、アラブ首長国連邦、イラン、エジプト、エチオピアの5カ国が加盟し、10カ国になった。
(濃い青→原加盟国、薄い青→2024年新規加盟国)
(アルゼンチンは、BRICSに加盟しないことを決定)
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