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造船業


簡単なまとめ

日本、中国、韓国で世界の9割を建造(排水量ベース)。

中国・韓国は低価格帯の受注を伸ばし、日本は高性能・高付加価値の船舶を生産。

日本の造船所は、瀬戸内海と長崎に集中

造船業の現況

中国・韓国・日本の三カ国で世界の9割を建造しています。

新造船市況.jpg 注) クラークソン “World Shipyard Monitor” (2016年以降はJuly-23版, 15年Jan-23版, 14年Dec-21版 ・・・・01年Dec-08版)から日本造船工業会が作成した資料を基に作成

中国が圧倒的に多く、離れて韓国、日本が続きます。

造船が盛んな都市

  • 蔚山(ウルサン)・・・韓国
  • 今治
  • 長崎
  • 佐世保

蔚山は現代重工業の拠点があり、韓国最大の造船都市です。蔚山は現代のお膝元、豊田市みたいなもんで、現代が造船や自動車組み立てなど工業生産を活発に行っています。

造船業は屋外での作業が多いため、降水量が少なく、波が穏やかな瀬戸内地方で特に発達しました。今治市には日本最大の造船会社・今治造船の本拠地があります。

また長崎も、天然の良港で、古くから軍港として栄えたことも造船業発達の背景です。

も古くから軍港として発展し、現在でも造船が盛んです。この間も世界最大級のコンテナ船を建造し、広島ではけっこう大きなニュースになっていました(リンク先はYouTubeに飛びます)。

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