強意の「ぞ」「こそ」については、係り結びの法則が発動するが、その上に格助詞「も」が付くと、不安や心配の意味を醸し出すようになる。
「……するといけない」「……たら困る」などと訳すようにしよう。
例文①:雨もぞ降る。(徒然草)
訳文①:雨が降るといけない。
例文②:袖の濡れもこそすれ(金葉集)
訳文②:袖が濡れるといけない
タグ
関連動画
関連用語