概要
のように、実部が の虚数のことを純虚数という。混じり気のない、ピュアな虚数のこと。下の表で頭をスッキリと整理しよう。
ちなみに、 虚数と複素数がよくこんがらがるので注意。複素数は何でもありな数で、 実数も複素数の一部。虚数は、複素数 ( は実数)のうち実数でないもの、つまり のものをいう。

補足
複素数 ( は実数)が純虚数であるための必要十分条件は、
で表される。 のような形で与えられていなければ、下のように共役な複素数を使った条件が役に立つことがある。
発展(数学III)
複素数平面上で表すと、純虚数とは虚軸上の原点以外にある複素数のこと。
