1970年代、アメリカが半導体市場を独占していましたが、日本の安くて高品質な製品が競争力を増し、
1980年代には日本の半導体が世界の70%を占めるようになりました。
アメリカは日本に圧力をかけます。
日本とアメリカは第一次半導体協定を結び、日本は外国製半導体の購入を増やし、
自国製品の価格引き下げなどの条件を受け入れました。
しかし、アメリカの半導体は売れず、日本が市場を牽引します。
4年後の第二次半導体協定では再び同様の条件が課せられ、
さらに3ヶ月ごとに国内シェアの発表をすることになります。
さらに、大型コンピューターからパソコンやスマートフォンへ需要が変わり、
日本のメーカーは対応が遅れました。
こうして、日本の半導体産業は徐々に衰退していきました。
最近では、中国がスーパーコンピューターやAI分野に進出し、
最先端半導体を輸入しています。
これに脅威を感じているアメリカは、最先端半導体の中国向け輸出を制限しています。
日本とオランダにも、製造装置の輸出について同様の措置をするよう求めています。
ミジンコでも理解できるように
分かりやすく解説します。
【BGM】
甘茶の音楽工房さんの「青い空を見ていた」と「MoonSpring」という
BGMを使わせていただいています。
本編
https://amachamusic.chagasi.com/music_aoisorawomiteita.html
エンディング
https://amachamusic.chagasi.com/music_moonspring.html