■論理が身につく 論理アカデミー
https://academy.deguchi-mirai.jp/
■概要
現代文の読解では、客観的に読んでいるつもりでも実際には潜入し(先入観)が影響し、文章の内容を正確に理解できないことが多い。これは特に問題の回答を選ぶ際に顕著であり、潜入しによって答えを誤ることがある。具体的な例として、戦争映画のシーンに対する筆者の立場を問う問題を挙げ、狂気の主人公を否定する表現が多いにもかかわらず、シーン全体を肯定的に捉えている点を解説する。
潜入しは個々人の経験や状況により異なり、同じ文章でも異なる解釈が生まれる。例えば、同じ小説を読む場合でも、朝と夜、若い時と年を重ねた時では異なる部分が印象に残る。このような現象は夏目漱石の作品を例に説明され、年齢や経験によって読解の深さが変わることが示される。
現代文の読解力を向上させるためには、筆者の意識で文章を読み、筆者の立てた筋道を追うことが重要である。この筋道を論理的に理解することで、潜入しに左右されずに正確に内容を把握し、高得点を取ることが可能になると述べられている。
■目次
00:00 はじめに
01:08 問題の例と解説
02:14 問題文の確認
03:19 答えの根拠と解説
05:31 潜入しの概念
06:38 潜入しの影響と変化
07:43 文学作品の読み取り方の変化
08:48 現代文読解における潜入しの影響
09:55 筆者の筋道を追う読解法
■出口汪プロフィール
出口汪 関西学院大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。 広島女学院大学客員教授、作家、出版社「水王舎」代表。現代文講師として、代々木ゼミナール、東進衛星予備校などでの大教室が満室となり、受験参考書がベストセラーになるほど圧倒的な支持を得ている。また、 ” 論理力 “ を養成する画期的なプログラム『論理エンジン』を開発、多くの学校に採用されている。著書に『出口汪の最強!の記憶術』『出口のシステム現代文』『子供の頭がグンと良くなる!国語の力』『はじめての論理国語』『芥川・太宰に学ぶ 心を掴む文章講座』『出口汪の新日本語トレーニング』『日本語の練習問題』『出口汪の「日本の名作」が面白いほどわかる』『ビジネスマンのための国語力トレーニング』『源氏物語が面白いほどわかる本』『頭が良くなる!大人の論理力ドリル』『やりなおし高校国語・教科書で論理力・読解力を鍛える』など。小説に『水月』がある。『ドラゴン桜』国語講師芥山先生の実在モデルとしても知られる。
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