【訂正告知】5:52あたりから解説される、箔検電器2個の上部金属板を導線などで結び実験する部分の解説に、重大な誤りがある可能性が出てきました。もし、検電器自体を地面から遠く離して宙吊りにした状態や、宇宙空間で実験した場合などについては、説明のような現象が観測される可能性がありますが、接地された床や、地面の上で実験を行った場合には、マイナスの帯電体を片側の箔検電器に近づけた場合でも、箔の開きが等しいことが実験によって確かめられます。これは地面と箔の間の電位差が等しい(箔の電位が等しい)ことから説明できます。つまり箔に溜まっている電荷はいずれも同じ量だけの正電荷であると考えられます。導線をはずし、帯電棒を遠ざけるときに、帯電棒側の箔が一旦閉じて開くという動作をすることからも、金属板と箔に蓄えられた電荷が異符号であることが理解できます。ただし、右側の箔検電器全体ではマイナスの電荷が、左側の箔検電器全体ではプラスの電荷が蓄えられていることは確かなので、7:11以降の説明には問題がないと思われます。この動画については、再構築版にて修正動画を提供させていただきます(だいぶ先になるかもしれません)。受講生からの指摘がなかったことや、箔検電器に関する入試問題が少ないため、軽視する気持ちが強く、気づくのが遅くなりました。下記動画が発見のきっかけとなりました。一度視聴してみてください。訂正してお詫び申し上げます。2021年4月18日記
参考動画:
• 箔検電器と金属棒 (phys ichihara)
• ぶつりじっけん 金属棒でつながれた... (surikenclub)
• 入試物理傑作鑑賞会*'94東大物理... (JUKEN7 channel)
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